市役所近くの歩道に設置される記念マンホールのデザイン
岡谷市民憲章制定50周年記念事業の一環で、同市民憲章推進協議会が制作を進めているフォト・モザイクアートやマンホールふたなどの図案が決まった。「岡谷のイメージを代表する」デザインとして岡谷太鼓まつりや岡谷蚕糸博物館、横河川の桜並木、釜口水門などを選んだ。
4000枚を超える公募写真で作るモザイクアートは太鼓まつりの代名詞である「300人そろい打ち」の写真をデザインに採用し、2019年の前回の祭りで撮影した最新写真を使う。完成品を7月3日の記念式典でお披露目する。市民憲章パネルには桜の名所として有名な横河川堤防の桜並木の写真を使い、市内小中学校、市公共施設、区公会所に掲示し市民憲章の普及と啓発につなげる。
五つのマンホールふたは高ボッチ高原から見た湖周の夜景、横河川河口にある白鳥飛来地の朝焼け、天竜川の起点である釜口水門、アジサイの名所・龍光山観音院(小坂観音院)、シルク岡谷の歴史を伝える蚕糸博物館の外観の写真をそれぞれ使用。市役所前の県道下諏訪辰野線沿いの歩道に三つ、旧市役所庁舎西側の歩道に二つを設置する。
デザインは推進協議会の役員らが検討し決めた。太鼓まつりと蚕糸博物館以外の写真は「インスタグラムフォトコンテスト2020」の入賞作品から選んだ。式典当日まで2週間を切り、「準備が大詰めを迎えている」と推進協議会事務局の市企画課。「50周年の節目に花を添えられるようにしたい」と話している。
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