会場からの質問に笑顔で答える水上投手
長野県宮田村出身でプロ野球埼玉西武ライオンズの水上由伸投手(24)=南割=の後援会由勝会(中塚明彦会長)は、水上投手による報告会を4日、同村民会館で開いた。県内外から会員約230人が来場。水上投手は進行役のアナウンサーや会場からの質問に答える形で今シーズンを振り返ったほか、サイン入り色紙などのプレゼントコーナーなどを通じてファンとの触れ合いを深めた。
最優秀新人(新人王)や最優秀中継ぎ賞、7月の月間MVPなど、大活躍した2022シーズンを後援会員とともに喜び合い、来季への活力に変えようと開催した。
報告会では、昨年12月末までライオンズチャンネル担当だった民放アナウンサーを進行役にスタート。「試合が始まると20分間だけ昼寝し、気持ちを整えマウンドに向かう」など、登板前のルーティンや仲の良い選手との裏話を披露した。
会場からの質問コーナーでは「彼女はいますか」の問い掛けに「今はいません」と直球で回答。「強心臓と言われているが、弱点は」に対し「ワカメが苦手」の意外な答えで会場を沸かせた。
最後に今年の抱負を問われると「昨年は3位と悔しい思いをした。目標はまず優勝、ビールかけ」とし「個人的にもタイトルが取れるよう頑張りたい」と宣言した。
埼玉県入間市から家族4人で訪れ、質問コーナーで真っ先に「彼女はいますか」と質問した児童(8)は「かっこよくてちょっと面白くて、ますますファンになった。今年はオールスターで3者三振を取ってほしい」と願っていた。
報告会では、同村大久保の養豚業ウエムラファーム(植村英二代表)が豚1匹をライオンズに寄贈するセレモニーも行われた。
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