長野放送
長野県小谷村の北アルプス山麓でスノーボード中に行動不能となった愛知県の男性2人を30日午前、長野県警などが救助しました。
救助されたのは愛知県北名古屋市の男性会社員(31)と岡崎市の男性会社員(34)です。
警察によりますと2人は29日午後、スノーボードで小谷村の鵯峰から親沢を滑走中、標高1200m付近でルートを誤り行動不能になりました。
2人はスマートフォンの無料通信アプリで近くの栂池高原スキー場にいた知人に連絡し午後5時半ころ、家族が警察に救助を要請しました。
30日朝から長野県警や地元の山岳遭難防止対策協会の捜索隊が入山し、午前11時前に2人を救助しました。昨夜は雪洞を掘って救助を待ったということでケガなどは無いということです。
整備されていないバックカントリーでスキーやスノーボードを楽しむ人は増えていますが一方で遭難も増加し、昨季は長野県内で遭難が16件、死者2人が出ていて、県警は十分な装備や技量、天候判断の上で慎重に行動して欲しいと呼びかけています。
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