長野放送
9日から秋の火災予防運動が始まりました。長野市出身のお笑い芸人「もう中学生」さんが一日消防長に就任。子どもたちに予防の大切さを伝えました。「ためになった」ようです。
長野市消防局の一日消防長に任命されたのは、長野市出身のお笑い芸人「もう中学生」さんです。
子ども時代、不注意でストーブの火が毛布に燃え広がりかけた経験があり…
一日消防長・もう中学生さん:
「ストーブ使うとき、魚焼くとき絶対、火の元から離れるなと。火災予防の大切さを『ためになる』お話を交えてお伝えしていけたらなと」
(訓練)
「火災が発生、全員、体育館に避難してください」
こちらは城山小学校で行われた火災を想定した避難訓練。体育館に集まった児童の前に…。
「一日消防長」がサプライズで登場です。避難に大切な「おはしも」を児童と確認しました。
一日消防長・もう中学生さん:
「『も』はなんだろう?」
児童:
「もどらなーい」
一日消防長・もう中学生さん:
「戻らないだね。素晴らしいでございます。きょうはおまけがあります。『た』はなんでしょう?」
児童:
「立たない…」
一日消防長・もう中学生さん:
「『た』、は『ためになったね~』」
一日消防長のお話に子どもたちは…
児童:
「初めて近くで見たからうれしかった。火とかで遊ばないように、お父さんお母さんと一緒に火を使う」
児童たち:
「ためになったね~」
長野市消防局の管内では、今年78件の火災が発生。去年の同じ時期よりは11件少なくなっていますが、乾燥しやすいこれからの時期、暖房器具の取り扱いなどに注意が必要です。
一日消防長・もう中学生さん:
「自分のことも知っててくれたのがちょっとうれしかった。長野県の冬はとっても寒いので暖房器具とかも使うと思います、ぜひとも火の元からは絶対離れないように。今、言ったこと、ためになったかなー?ためになったね~」
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