長野放送
今月11日で就任から1年を迎える長野市の荻原健司市長が9日、「公約の8割ほどに着手でき、いいスタートが切れた」と振り返りました。
11日で就任から1年となる荻原健司長野市長。9日の会見でこの1年を振り返りました。
長野市・荻原健司市長:
「市民の暮らしをしっかり守っていくという責任感のもとに、充実した気持ちで日々、仕事をさせていただいた。いいスタートが切れたと思う」
メダリストの知名度を生かし、農産物のトップセールスやプロモーションビデオ出演など市のPRに努めてきました。
公約に掲げた「こども総合支援センター」の開設や、新型コロナの影響を受けた子育て世帯への特別支援金などを形にできたとしています。
長野市・荻原健司市長:
「8割くらいの公約を予算に盛り込んだり、形にすることができたと思う。これが市民の皆さんに浸透して、実感として『良くなった、改善した』となることが重要」
2年目以降は、不登校の児童生徒の支援や新産業の創出による経済回復などに力を入れていきたいとしています。
一方、会見では、札幌市が2030年招致を目指す冬季オリンピックを巡って、先月、日本スケート連盟の関係者から「帯広市のスピードスケート会場の観客席の少なさが問題になっている」と聞かされたと明らかにしました。
長野市・荻原健司市長:
「『帯広は厳しいんじゃないか』という話が(スケート連盟の)役員の方からあったので、個人的な思いとして『ここ(エムウェーブ)だったら十分開催可能ですね』と雑談レベルで話した」
今後、正式な話があれば相談に乗るということです。
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