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「母を突き飛ばした…」罪悪感、後悔 小学5年生から認知症の母を介護 『ヤングケアラー経験』が漫画に 孤独感、諦め…苦悩の日々、赤裸々に(NBS長野放送) – 長野県地域ニュース

「母を突き飛ばした…」罪悪感、後悔 小学5年生から認知症の母を介護 『ヤングケアラー経験』が漫画に 孤独感、諦め…苦悩の日々、赤裸々に(NBS長野放送)

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元ヤングケアラー・美斉津康弘さんの経験が漫画になった
家族の介護や見守りをする子ども「ヤングケアラー」についてです。小学5年生から認知症の母を介護した男性の経験が1冊の漫画になりました。男性は関心を高めるきっかけになればと話しています。

【動画で見る】小5から認知症の母を介護 『ヤングケアラー経験』が漫画に

■ 実体験を基にした漫画

KADOKAWAから発売「48歳で認知症になった母」
「48歳で認知症になった母」。

11月2日、発売された「ヤングケアラー」の漫画です。こちらは徘徊する母を連れ戻す場面…。

「48歳で認知症になった母」より
――「48歳で認知症になった母」より抜粋――
男性:
「もう…!いいかげんにしてよ!家はここじゃないって何度言えばわかってくれるんだよ…!」

母親:
「はいはい、わかりました」

「48歳で認知症になった母」より
男性:
「わかってないよ!誰も…。何で誰も助けてくれないんだ!お母さんのせいで僕は…もうお母さんなんか…いなくなっちゃえ!」

家族の介護や見守りなどを日常的に行う「ヤングケアラー」。描かれている内容は、ある男性の実体験です。

元ヤングケアラー・美斉津康弘さん
元ヤングケアラー・美斉津康弘さん:
「学校から帰ってきたら母親が家にいなくて、引っ越した元の家に帰ってしまう。手を引いて歩いているときに、とてもみじめな気持ちになった。4、5回、本をいただいてから読んだが、毎回泣きますね、泣いちゃいますね」

長野県御代田町でケアマネジャーとして働く美斉津康弘さん(49)。原作を担当した「元ヤングケアラー」です。

当時の状況や心境を赤裸々に描いた漫画。美斉津さんの願いが込められています。

元ヤングケアラー・美斉津康弘さん:
「ヤングケアラーのことをよく知らない人向けに気持ちを知ってもらう、共感してもらうというのが一番の目的というか、漫画の効果だと思う」

■ 認知症の母を1人で介護

母・ちえ子さん
母・ちえ子さんが若年性認知症と診断されたのは48歳のとき。美斉津さんは小学5年生でした。父親は仕事が忙しく、学校から帰るとほぼ一人で母の世話をしてきました。

元ヤングケアラー・美斉津康弘さん:
「母はトイレの場所がわからなくなってしまったので、部屋のごみ箱の中に排せつをすることが時々あって、学校帰りに私が片付ける。そういうのがとてもつらかった」
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[紹介元] NBS長野放送 – Yahoo!ニュース 「母を突き飛ばした…」罪悪感、後悔 小学5年生から認知症の母を介護 『ヤングケアラー経験』が漫画に 孤独感、諦め…苦悩の日々、赤裸々に(NBS長野放送)

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