長野放送
5日、高森町の町営住宅を出るウクライナの4家族の9人。隣の飯田市に本部がある「空手道禅道会」の会員だった縁で5月から避難していました。
このほど、現地に残った家族の安否を気遣って一時帰国することになりました。
クズニェツォバ・カテリーナさん:
「日本の人たちはとても親切で渡す太刀を手伝ってくれました。日本は素晴らしい国だと思います。一生の思い出です。次に日本に来る時は戦争ではなく平和な旅行で来たいです」
クズニェツォバ・ヴィタリさん
「とても良い冒険をした気分でした。友達がたくさんいてみんないい人でした」
バスに乗る前、支援してきた町民らとウクライナ国歌「ウクライナは滅びず」を全員で歌って別れを惜しみました。
9人は今夜の便で成田からポーランド経由で戦いが続く祖国に戻ります。
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