資料 北アルプス北穂高岳
北アルプス北穂高岳を単独で登山していた東京都の47歳男性が遭難し、長野県の県警ヘリに救助されましたが、心肺停止の状態です。
東京都中央区の会社員・47歳の男性は1日、単独で上高地から入山し、北穂高岳に向けて登山をしていましたが、宿泊予定の山小屋に宿泊せず行方不明になっていました。
2日午後、家族から警察に救助要請があり、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が捜索にあたり、北穂高岳南峰付近（標高約3000メートル）で心肺停止の状態で男性が倒れているのを発見、午後4時過ぎに県警ヘリが救助して救急隊に引き継ぎました。
警察によりますと、発見された現場は斜面30度ぐらいのところで、20センチほど雪が積もっていたということです。また、登山道から約50メートル離れていて、滑落したものとみられます。
男性は夏山の登山は5年ぐらいの経験がありましたが、積雪期ははじめてだったということです。
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