長野放送
サッカーJ3の「信州ダービー」です。今シーズンJ3最多の観客が詰めかけた試合は、松本山雅が終盤のゴールで勝利。自動昇格圏の2位・藤枝と勝ち点で並びました。
30日に行われた「信州ダービー」。長野県松本市のサンプロアルウィンには今シーズンのJ3最多となる1万5912人が詰めかけました。
試合前まで4位の山雅。昇格のためには勝たなくてはならない試合です。
一方、パルセイロもプライドのため負けられません。
一進一退のまま迎えた前半26分。山雅はコーナーキックのこぼれ球を、エース横山がけり込み先制します。
後半はパルセイロペースに。18分、左クロスに合わせた山中のシュートはクロスバーに跳ね返されますが、最後は三田が押し込みます。
意地と意地のぶつかる好ゲーム。執念を見せたのは山雅でした。
後半40分、途中出場の田中パウロのスルーパスを最後はルカオ。終盤のゴールで山雅が競り勝ちました。
山雅はこれで3位に浮上。昇格圏の2位・藤枝とも勝ち点で並びました。
松本山雅FC・名波浩監督:
「サポーターの声と手拍子と、熱量は間違いなく選手たちの力になっていますし、最後に笑って終われるような努力をたゆまなくしていきたい」
AC長野パルセイロ・シュタルフ悠紀リヒャルト監督:
「チャンスを沈めないとわれわれの目指している上の景色にはなかなかたどり着けないのかなっていう、そういうところを痛感させられるようなゲームでもありました」
サポーターは…
山雅サポ―ター:
「めっちゃ楽しかったです」
「残り3試合、全部勝って、J2に返り咲きたいと思います」
パルセイロサポーター:
「すごく残念です」
「(次は)パルセイロが圧勝できるような試合にしてほしい」
リーグ戦は残り3試合。次は山雅が富山、パルセイロが鳥取と対戦します。
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