長野放送
コロナ禍による「おうち需要」で自動販売機などの売り上げが好調な冷凍ギョーザ製造会社が新工場を稼働させました。生産量アップとともにコロナ後の新たな需要にも対応していきたいとしています。
次々と流れ出るギョーザ。冷凍ギョーザ製造の信栄食品(本社:長野県松本市)が、塩尻市に新たに設立した工場です。
1日最大40万個製造することができ、会社全体の生産量は1.7倍に増えます。
信栄食品は、コロナ禍の「おうち需要」で業績アップ。自販機での販売にも力を入れていて、現在県内に42台設置しています。
新工場には最新型のフリーザーを導入しました。包んだギョーザをコンベアーに流すと、15分ほどで急速冷凍され、そのまま出荷作業に取り掛かれます。冷凍庫に出し入れする手間が省け、鮮度も維持できます。
信栄食品・神倉藤男社長:
「当日製造、当日出荷が可能になりましたので、お客さまに早く時短でお届けできる」
ネット通販は最盛期の2分の1ほどに落ち着きましたが、現在も、自販機の売り上げは好調で今後も生産量拡大を目指します。
信栄食品・神倉藤男社長:
「コロナが収束に向かっていくことで、その時にタイムリーにお客さまが要望されるものを私たちがお届けできる。そんな対応を今後もさせていただきたい」
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