長野放送
5日の長野県内は晴れましたが、6日は台風の影響で風に注意・警戒が必要な1日となりそうです。
台風11号は強い勢力を保ったまま日本海を北東に進んでいます。このため、6日昼前から夕方にかけて北部と中部では南北に開けた谷筋で強い南風が吹く見込みです。
予想される最大瞬間風速は北部、中部30メートル、南部25メートルで気象台は果樹の落下など農作物への被害に注意を呼びかけています。
気象予報士の出口美香さんに解説してもらいます。
出口美香さん：
「今回の台風は、風による被害を及ぼす『風台風』となります。台風情報を見てみます。台風11号は、6日にも日本海に進んできます。現在、強い勢力となりましたが、強風域が1000キロ以上の大型の台風で、県内も強風域に入ってきます。朝から強い風が吹き始めて、昼前から夕方がピークとなります。北部と中部では、最大風速15メートル、瞬間的には30メートルを超える突風が吹き荒れそうです。農家の皆さんは、対策をしっかりと行いましょう」
果樹は防風ネットや袋かけ、農業用ハウスは固定するなど、早めの対策をお願いします。
長野放送[/MARKOVE]
