長野市・荻原健司市長:
長野市の荻原健司市長は9日、2022年1月の旧統一教会関連団体のイベントに市長としてビデオメッセージを送っていたことを明らかにしました。
【動画】荻原市長「もっと慎重にすべきだった」
長野市・荻原健司市長:
「今年1月下旬、関連する団体が主催する会合にメッセージを送ったことがある」
長野市の荻原市長は9日の定例会見で、2022年1月の旧統一教会関連団体のイベントにビデオメッセージを送っていたと明らかにしました。
霊感商法や強引な勧誘が社会問題となった旧統一教会は、2015年に「世界平和統一家庭連合」と名称を変更しましたが、安倍元首相の銃撃事件を機に政治との関わりが注目されています。
荻原市長は2021年10月の市長選の際、街頭演説に旧統一教会の関連団体の関係者が応援に来たことへの「お返しの気持ち」で送ったとしています。
長野市・荻原健司市長:
「旧統一教会の関連団体だという認識は持っていた。ここ最近は社会問題化している、あるいは事件として扱われているという情報に接してはいなかったので、かつてのような団体ではないのだろうと」
荻原市長はビデオメッセージについて「もっと慎重にすべきだった」と述べました。
市長は自民党の参院議員を1期6年務めていましたが、その間は一切関係なかったとしています。
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