チラシを手に酒蔵めぐりへの来場を呼び掛ける宮坂さん
長野県諏訪市内の酒造会社でつくる「諏訪五蔵」(舞姫、麗人、本金、横笛、真澄)は「日本酒の日」の10月1日、五蔵の日本酒が一堂に試飲できる「諏訪五蔵 酒蔵めぐり プレミアムデー」を開く。開催予定だったイベント「上諏訪街道まちあるき呑みあるき」の代替企画。酒ぬのや本金酒造の宮坂ちとせさんは「呑みあるきを楽しみにしていた人は多い。コロナ対策を講じながら、日本酒と人との絆や縁を大切にしたい」と話している。
諏訪市諏訪地区の国道20号沿いには約500メートルの間に老舗の酒蔵が立ち並び、その特性を生かして、1998年から春と秋に「上諏訪街道呑みあるき」を行ってきた。2020年には地酒の飲み歩きの要素に加え、上諏訪街道周辺の街歩きも楽しんでもらおうと企画したが、新型コロナウイルスの感染拡大により、3年連続で中止になっている。
今回は飲み放題や飲み歩きではなく、特設会場でのチケット制。教念寺駐車場など2~3会場でチケットを購入し、各蔵の「ひやおろし」や「熟成酒」など”秋の酒”5種類ずつの試飲ができる。金額は1人5000円で、試飲のほか限定カラー巾着、オリジナルぐい呑み、特製おつまみ、オリジナルグッズがもらえる。
時間は午後1時~同3時、午後3時~同5時の2部制で、定員は各回250人で事前予約制。代表者を含め、4人まで申し込み可能。申し込み締め切りは9月15日。応募多数の場合は抽選により、メールで当選の可否を知らせる。
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