1~15日の毎夜500発の花火を打ち上げた「第74回諏訪湖祭湖上花火The Legacy」
長野県諏訪市で、1日から15夜連続で花火を打ち上げた「第74回諏訪湖祭湖上花火The Legacy」(諏訪市などでつくる実行委員会主催)が15日、閉幕した。花火は毎日午後8時30分から10分間、同市の諏訪湖畔公園前の初島付近から500発を披露。最終日は盆休みとあって、大人から子どもまで多くの見物人でにぎわった。
2019年までは毎年8月15日に約4万発を打ち上げたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため20年は中止し、昨年から分散して行っている。今年は初日と13~15日の4日間を「協賛企業Day」と題して、企業1社が1日分の花火を提供。最終日はセイコーエプソン(同市)の協賛で打ち上げた。
今年最後の打ち上げに先立ち、同市の金子ゆかり市長が「コロナ禍でいつもと違う形での開催となったが、多くの方の協力で行うことができた」とあいさつ。音楽とともに打ち上げが始まると、見物客は大音響で夜空を照らす色とりどりの花火に見とれていた。
友人らと10人で訪れた比留間麻衣子さん(39)=茅野市=は「たった10分間だけど内容が濃かった」とうれしそうに話した。
16~27日には「諏訪湖サマーナイト花火」(諏訪湖温泉組合などでつくる実行委員会主催)を行い、湖上花火と同時刻に毎日500発を打ち上げる。
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