長野県の感染者推移
長野県は新規感染者が急増し、重症化リスクの高い高齢者の感染割合も増えているとして、全県に「医療警報」を発出しました。
県内では20日、過去最多を大きく上回る1594人の新規感染者が発表されました。7月に入り感染者が急増していて、確保病床使用率は19日午後8時時点で22.9%となっています。
県は25%を「医療警報」発出の目安の一つとしていますが、重症化リスクの高い高齢者の感染割合が1割を超え、医療機関の外来診療もひっ迫しつつあることなどから、20日、全県を対象に「医療警報」を発出しました。
これに伴い、佐久圏域、上田圏域、諏訪圏域、上伊那圏域、南信州圏域、松本圏域、北信圏域の8圏域について、6段階で示す県独自の感染警戒レベルを「4」に引き上げました。
一方、強い行動制限はせず社会経済活動はできる限り維持していく方針です。県は、換気・マスク着用など感染対策の徹底やワクチン接種の推進で「感染しない。感染させない」ことを心がけてほしいとしています。
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