長野放送
長野県内で新たに23人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。20人を超えるのはおよそ2カ月ぶりです。知事は危機感を示し、「感染拡大地域への訪問は控えてほしい」と強く呼びかけました。
長野県・阿部守一知事:
「増加してきていますし、今後の増加に私としては強い危機感を持っている」
27日、県内で新たに23人の感染が確認されました。2ケタは3日連続で20人を超えるのは5月29日以来およそ2カ月ぶりです。
感染がわかったのは長野市5人、上田市4人、帰省した人なども確認されました。
また、デルタの疑いがある変異ウイルス「L452R」の感染者が新たに1人確認されました。
県内では27人目です。県によりますと、26日までの1週間の検査でほぼ半数の10人から「L452R」が確認されました。
長野県・阿部守一知事:
「かなりの確率で『デルタ株』ではないかと考えている。感染拡大地域への訪問は控えて、この時期の帰省については慎重に対応していただきたい」
こうした状況を受け、全圏域の警戒レベルを「2」以上としました。
一方、ワクチンを2回接種し、一定期間たってから感染した人も県内でこれまでに3人いたとして、接種後も感染対策を徹底してほしいと呼びかけました。
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