モーグル・杉本幸祐選手
5日夜に行われた北京冬季五輪のフリースタイルスキー男子モーグルで原大智選手が7位入賞、杉本幸祐選手が9位に入りました。スキージャンプ女子の岩渕香里選手は18位でした。
男子モーグル決勝、松本市の「デイリーはやしや」所属の杉本幸祐選手は1回目を全体の2位で通過し、挑んだ2回目。
最初のエア・ターンとも順調でしたが直後に右手のストックの先端が折れるという痛恨のアクシデント。ポイントを伸ばせず9位で6人が残る決勝の3回目に進めませんでした。
杉本選手:
「目標はこの順位じゃなかったので本当に悔しいです」
ピョンチャン大会の銅メダルに続く2大会連続のメダルを狙った白馬村の「日本スキー場開発クラブ」の原大智選手はエアで得点が伸びず、ギリギリで3回目に進めませんでしたが7位入賞です。
白馬村出身の松田颯選手は23位でした。
スキージャンプ女子ノーマルヒルには上田市出身の岩渕香里選手が出場。1回目は粘ってK点間近の94・5メートルまで伸ばし11位につけます。2回目はもう一つ伸びず83メートル。総合で18位となり、ピョンチャン大会の12位は上回れませんでしたが「この舞台で飛べて幸せ」と晴れやかな表情を見せていました。
岩渕選手の地元・菅平高原では家族や同級生らが北京に届けと熱い願いを込めて観戦していました。
男女2人ずつが交代で滑る新種目のスピードスケートショートトラック混合リレーには南相木村出身の菊池悠希・純礼の姉妹と南牧村出身の菊池耕太選手が予選3組に出場。
スタートで先行された相手を最後まで抜くことがけず、4着で決勝に進むことは出来ませんでした。
長野放送[/MARKOVE]