資料 佐久警察署
長野県警は7月1日、2022年2月に無免許運転などの疑いで逮捕されたベトナム国籍の男性について、「誤認逮捕だった」ことを明らかにしました。
県警によりますと、2月23日午後4時40分ごろ、佐久市小田井の交差点で乗用車同士が出合い頭に衝突する事故があり、2人がけがを負いました。県警は翌日の24日、ベトナム国籍の当時30歳の男性を無免許過失運転致傷の疑いで逮捕しました。
しかし、その後の調べでこの男性は車を運転していなかったことがわかり、逮捕の翌日に釈放されました。
警察の捜査で現場から逃走していた男がいることがわかり、6月、ベトナム国籍で住所不定・無職のレー・トゥン・シン容疑者(30)をひき逃げや無免許運転の疑いで逮捕しました。容疑を認めているということです。
県警は「裏付け捜査が不十分だった。適正な捜査の推進について警察内で指導し再発防止の徹底をはかる」としています。
長野放送[/MARKOVE]