投票で選ばれ、設置されることになった「大型アスレチック遊具」
長野・千曲市の公園に新しい大型アスレチック遊具が設置されます。要望していたのは地元の小学生。市の計らいで、2日、設置する遊具を決める児童たちの「投票」が行われました。
大きな天狗で有名な千曲市の戸倉宿キティパーク。
滑り台やブランコやジャングルジムなどの遊具がありましたが…。
(アナウンサー)
「長い滑り台が人気のこちらの公園。この度、子どもたちの意見で新しい遊具の設置が決まりました」
先生:
「大型遊具を設置するにあたって大切にしたいことは?」
児童:
「喜んで楽しめる、誰でも」「また行きたいと思ってもらえる」
新たな遊具設置を市に意見したのは地元・戸倉小学校の6年生。
児童たちは2021年から総合的な学習の時間で「どうすれば地元に活気が出るのか」を考えてきました。
その中で「キティパークに子どもから大人まで遊べる大型アスレチック遊具の設置」の意見が出て、市に提案。
市も賛同し、児童の意見をもとに4つの案を作りました。
この4案の中から児童が投票して決めます。
児童は…:
「(遊具に)動物がいる感じで、小さい子が好きそう」
「(プラスチックの)滑り台は静電気がおきやすくてパチッとする」
「あー、ある ある ある」
そして投票。結果は…
網や橋を渡るカラフルな遊具に決まりました。(拍手)
児童は…:
「楽しみながら上にあがっていけるのがいいと思いました」
「楽しみの溢れる、また来たいと思えるところになってほしい」
「めったにない経験なのでみんなで決めらたのがうれしい」
千曲市建設部・塚田拓真主任:
「本当に熱い気持ちで、大人じゃ気付かないようなところも意見があり、非常に頼もしい。千曲市の未来も明るいと感じる」
地元を盛り上げたい、児童の思いが形になりました。
決まった遊具は11月に設置予定で、まず、戸倉小の児童に遊んでもらうことにしています。
6年松組:
「戸倉に活気を取り戻そう!オ~!!」
長野放送[/MARKOVE]