いずみ屋で提供している復刻メニュー
「昭和」に思いをはせるメニューです。6月の「時の記念日」に合わせ、長野県諏訪市の飲食店が先代が働いていた店のメニューを期間限定で提供し、客を喜ばせています。
「とんかつラーメン」750円（＊提供は23日まで）
カツカレーに、野菜たっぷりのかた焼きそば。そして、トンカツの乗ったラーメン。
客：
「おいしい。懐かしい味、昔ながらの」
れすとらん割烹いずみ屋・長野県諏訪市
諏訪市の「れすとらん割烹いずみ屋」が、毎年6月だけ提供しているメニューです。
れすとらん割烹いずみ屋・宮坂友子社長：
「6月10日が『時の記念日』。何か時を感じるイベントをしようということで、昭和24（1949）年から店をやってるけど、そのころの時代を振り返りながら懐かしいメニューをぜひ食べていただこうと」
先代の良次さんと宮坂友子社長（提供写真）
友子さんの父親で先代の良次さんは、前身の「泉食堂」（1949～1983）で調理場に立ってしました。人気のトンカツが乗ったラーメンなどは、昔の記憶を頼りに復活させました。
店内には昭和40年代の上諏訪駅前の写真なども展示され、訪れる人も昔を懐かしんでいます。
長野放送
客：
「懐かしいおいしい味で幸せ」
「こういうの食べると昔を思い出す感じで懐かしい。この街のにぎやかだったころとか」
記者も「とんかつラーメン」をいただく―。
（記者リポート）
「しょうゆベースのラーメンにカレー風味のかつがすごく合っていて、最高の組み合わせです」
「かた焼きそば」750円
復刻メニューは内容を変えて6月いっぱい続き、24日からは「かた焼きそば」が登場します。
れすとらん割烹いずみ屋・宮坂友子社長：
「味を受け継いで、少しでも懐かしい味を食べていただけるのは、先代からしてもうれしく思ってもらえるんじゃないかと思う。積み重ねが今につながっているんだよと、食事とともに時代を感じてもらえたらいい」
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