資料
迷走した10万円給付です。政府は「現金一括」を含め支給方法の判断を自治体に委ねます。長野県松本市などは「一括給付」で、高山村は「所得制限なし」で給付する方針です。
岸田政権の目玉政策「18歳以下への10万円の給付」。当初、5万円を現金で、残りを来年春にクポーンで支給する方針でした。
しかし、莫大なコストがかかるクーポン発行などに困惑や批判の声があがると方針転換を迫られました。
岸田首相：
「10万円の現金を一括で給付することも選択肢の一つとして加えたい」
結局、混乱を避けるため「10万円一括」「5万円ずつ2回」「クーポン併用」の3つの方法を示し、判断を自治体に任せることにしました。
松本市は…
松本市・臥雲義尚市長：
「できるだけ迅速にシンプルな形で給付」
松本市は10万円を一括給付します。中学生以下は年内に、高校生には年明けに支給します。
政府の方針転換について臥雲市長は…
松本市・臥雲義尚市長：
「妥当な線だと思います。3つの選択肢が示されベターな選択ができた」
松川村も10万円を一括給付します。
松川村・平林秀夫副村長：
「年末に向けお金が入り用なので、5万円を2回より、10万円一括の方がもらったような気がするのでは」
一方、高山村は独自財源を使って年収960万円の所得制限を設けずに一括給付します。「子育て支援の観点を重視した」ということです。
長野放送[/MARKOVE]
