長野放送
ウクライナから長野県高森町に避難している子どもたちが、13日から町内の学校に通い始めました。地元の児童とも早速交流し「友達をたくさんつくりたい」と話していました。
13日、高森町の高森北小学校に登校したのは、ウクライナから避難している3人の子どもたち。初めての学校で少し緊張気味です。
スタシウク・ダビド君(8):
「(緊張している?)うん」
パリツィキ・アルセーニ君(8):
「(どんなことが楽しみ?)水泳の授業」
クズ二ェツォバ・ヴィタリ君(10):
「友達つくるのも、勉強も楽しみ」
全校集会では、覚えたての日本語であいさつしました。
スタシウク・ダビド君(8):
「私の名前はダビドです。よろしくお願いします」
クズ二ェツォバ・ヴィタリ君(10):
「私の名前はヴィタリです。よろしくお願いします」
3人は4年生のクラスで学びます。同級生にげた箱などの場所を教えてもらうなどして交流しました。
当面は週3日登校し、携帯型の翻訳機を持って学校生活を送ります。体育や音楽などの授業は一緒に受けますが、そのほかの時間では日本語を学ぶということです。
高森北小学校・松岡香代子校長:
「もう一回、学校生活の楽しさを取り戻してもらって、慣れないことはいっぱいあると思うけど、とにかく安心して楽しく過ごしてもらいたい」
同級生となった児童は…
4年生:
「友達になりたい」
「ウクライナのこととか知って、ウクライナの遊びとかしたい」
13日は午後4時まで学校に。初日を終えた感想は…
スタシウク・ダビド君(8):
「友達と遊んだり、走り回ったりして最高に楽しかった」
パリツィキ・アルセーニ君(8):
「たくさんの友達ととても楽しい時間を過ごせたよ」
ウクライナから高森に避難してからおよそ1カ月半。子どもたちが新たな学校生活が始まりました。
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