各地でスイーツを味わいながら自転車で諏訪湖を1周したグルメツアー=岡谷市湊の降幡もち店
電動アシスト付き自転車(eバイク)を活用したサイクルツーリズム事業に取り組む長野県岡谷市観光協会は5日、eバイクに乗って諏訪湖周のスイーツを味わう「第1回諏訪湖1周グルメツアー」を開いた。今年度3回計画するサイクリングツアーの初回で、県内外から10~70代の11人が参加。地元のスイーツを楽しみながら、爽やかな風が吹き抜ける諏訪湖畔を走った。
eバイクを活用した同協会のサイクルツアーは今年が2年目。昨年度は市内の写真スポット巡りや紅葉ツアーを行い、今年度は対象エリアを市外へと拡大した。昨年10月にJR岡谷駅構内に開設した市観光案内所に備え付けのeバイク(レンタサイクル)を活用。コース設定や案内役は同市出身の自転車冒険家・小口良平さんが務める。
参加者たちは市観光案内所を発着点に、同市湊方面から諏訪湖を1周(距離約22.6キロ)。降幡もち店(岡谷市)、丸安田中屋(諏訪市)、亀屋一福(下諏訪町)など計6店を巡り、地元の和菓子や洋菓子を堪能した。最初の”グルメスポット”で大福を味わった参加者たちは「甘くておいしい」と笑顔。飯田市から参加した後藤裕美さん(60)は「自転車に乗るのもスイーツも大好き。自分の目で見たり、風を感じたりしながら散策できるのが自転車のいいところ」と話していた。
第2回のツアーは7月23日を予定。「諏訪大社四社巡りツアー」として諏訪大社上社の本宮と前宮、下社の秋宮と春宮などを回る。時間は午前9時~午後4時。参加費は1人3000円。問い合わせは同協会(電話0266・23・4854)へ。
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