小平奈緒選手(2日・松本市役所)
10月の大会で現役引退を表明しているスピードスケートの小平奈緒選手が松本市長を表敬訪問。ラストレースは「人生最高のものにしたい」と意気込みを語りました。
小平選手は2日、結城匡啓コーチとともに所属企業がある松本市の臥雲市長を訪れ、北京オリンピックを振り返りました。
大会前に右足首を捻挫した影響で本来の滑りができなかった小平選手。
500メートルは17位、1000メートルは10位に終わりました。
小平奈緒選手:
「本当に多くの市民の皆様からご声援を受けて、なかなか厳しい状況ではあったんですけれども、最後まで自分の滑りを全うすることができました」
一方、小平選手は10月に長野市で開かれる「全日本距離別選手権」の500メートルを最後に引退を表明しています。
小平奈緒選手:
「最後のレースを人生最高のものにしたいという思いがさらに強くなって。その時にしか起こらない化学反応もその場で起こると思うので、それを楽しみにしている」
信州でのラストレースに向け、トレーニングは順調に進んでいるということです。
また、臥雲市長から11月の松本マラソンのスターターを依頼された小平選手は「協力させていただきたい」と答えていました。
長野放送[/MARKOVE]