信大附属病院感染制御室・金井信一郎副室長(リモート取材)
新型コロナウイルスの新規感染者は大型連休前半は少ない状況が続きましたが、終盤から増加。再拡大の兆しを見せています。専門家は、連休明けの感染者の増加は一時的なものにとどまるのではないかとし、感染対策をしつつ社会活動を続けていく必要があると話しています。
3年ぶりに行動制限がなかった今年の大型連休。
信大附属病院感染制御室・金井信一郎副室長:
「だいぶ人が動きましたので、その影響で一時的に感染者数は増加するのではないか。第7波とか新しい波になるのではなくて、一時的な増加にとどまるのでは」
信大病院感染制御室の金井副室長は連休後、感染者の増加は一時的にとどまるのではないかと話します。
ただ、その後、大きく減少することはなく感染者が多い状況は続くとみています。今後、更に感染力が強いオミクロン株の派生型BA.4やBA.5の流行も予想されるということです。
一方、オミクロン株は重症化リスクは低いとされ、金井副室長は「対策をしながら社会経済活動を回すことが重要」だとしています。
信大附属病院感染制御室・金井信一郎副室長:
「まさにウィズコロナということで、社会活動を続けながら、ある程度の流行は許容しつつ、と」
長野放送[/MARKOVE]