到着したウクライナの避難家族と小沢隆首席師範(30日・成田空港)
空手の団体と高森町が連携し、長野県内で初めて受け入れることになったウクライナの避難家族9人が空港に到着。30日夜遅く、町の施設に入る予定です。
30日午後、ポーランドからの航空機で成田空港に到着したのはウクライナの子どもたちとその母親合わせて9人です。道着姿で迎えたのは飯田市に本部を置く空手の団体「禅道会」の小沢隆首席師範。現地に門下生を持つ「禅道会」が希望者を募り、高森町と連携して避難を実現させました。
少年:「ちょっと疲れた。勉強して日本の文化をたくさん知りたい」
母親:「(現地では)毎日、サイレンが鳴っていた。安心して寝ることができると聞き、行くことを決めた。たくさんの支援、とてもありがたい」
「禅道会」・小沢隆首席師範:「ほっとした。日本に来て良かったと思ってもらえるようサポートしたい」
9人は夜遅く高森町の宿泊施設に入る予定で、生活を始めるまで最大2週間滞在するということです。
長野放送[/MARKOVE]