攻守に熱戦を繰り広げた子どもたち=南箕輪村大芝高原屋内運動場
アメリカンフットボールを起源とするフラッグフットボールの小学生交流大会が28日、長野県南箕輪村の大芝高原屋内運動場で開かれた。アメフトの戦略性はそのままに少人数で安全に楽しめるスポーツで、南関東、静岡、京都の3チームが総当たりで熱戦を展開。頭と体をフル回転させてタッチダウンを目指した。
競技の普及促進や村の魅力発信、交流人口の創出などを目的に、村と日本フラッグフットボール協会が開いている大会で3回目。コロナ禍で3年ぶりの開催となった。
選手たちは1回攻撃するたびに作戦を練り、多彩なフォーメーションでランやパスを駆使してエンドゾーン目掛けて前進。対して守備側は、ボールを保持して攻めてくる相手の腰に着用されているフラッグを取って防御した。計時を止めるタイムアウトも有効に使いながら、最終盤まで得点を巡って激しい攻防が繰り広げられた。
数年前までは村内を拠点にするチームもあったが、村地域振興係は「小学校の授業でも取り入れるなどしており、地元の競技人口も増やしていきたい」と話した。
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