長野県独自の感染警戒レベル
29日、新型コロナウイルスに長野市と松本市であわせて149人が感染したことがわかりました。
長野市で確認された新規感染者は74人、松本市は75人です。両市は午後、詳しい内容を説明します。
そのほかの市町村については、県が午後、発表する予定です。
県内の確保病床使用率は28日午後8時時点で24.4%、前の日より0.7ポイント低くなり、「医療警報」の基準25%を8日ぶりに下回りました。
29日から大型連休が始まりました。長野県の阿部知事は28日の記者会見で「メリハリのある行動を心がけてほしい」と呼びかけました。
長野県・阿部守一知事:
「高い水準で推移していますし、普段合わない方同士が触れ合う機会も増えますので。メリハリのある行動を行いながら、大型連休を楽しんでもらいたい」
阿部知事は、2021年のように行動に制限は設けないものの、旅行や会食を楽しむときは、不織布マスクの着用や三密の回避など感染対策を徹底するよう求めました。
また、県は連休中も長野市や松本市でワクチン接種の会場を設ける予定で、知事は「高齢者や旅行に出かける人は、3回目接種を検討してほしい」と呼びかけました。
県は全県に「医療警報」を発出中です。6段階で示す県独自の感染警戒レベルは、長野、松本、上田、佐久、北信、諏訪、上伊那、南信州圏域「5」、北アルプス圏域「3」、木曽圏域「1」となっています。
[/MARKOVE]