「びんずる尊者像」(2020年撮影)
盗難被害にあった「びんずる尊者像」は、6日、長野市の善光寺に返還されましたが、まだ、本堂には移されていません。善光寺は防犯態勢を検討し「しかるべき時期に」としています。
「びんずる尊者像」が善光寺に戻る(4月6日)
白い布にくるまれた「びんずる尊者像」。盗難からおよそ27時間、6日午前11時に善光寺に戻って来ました。
びんずる尊者像は「体の悪い部分と同じところを撫でると治る」とされ多くの参拝者に親しまれてきました。
(記者リポート)
「盗難にあってから丸二日が経過しましたが、依然としてびんずる尊者像は本堂に戻ってきていません」
7日もまだ本堂内の元の場所には移されていません。
参拝者:
「もしかしたらきょう帰ってくるのかなと思ったけど、まだいないですね」
「さみしいよね。(戻ったら)毎日でも触ります。(どこ触ります?)肩、肩」
善光寺(長野市)
善光寺は防犯態勢を検討した後「しかるべき時期に」移すとしています。また、本堂に移す際には法要を開くかなども含め具体的な日時を検討しているということです。
警察などによりますと、像が盗まれたのは5日午前8時から8時半ころで、「お朝事」が終わり参拝者も少ない時間帯でした。善光寺も「警備や人目の間隙を突かれた」としていて、警備態勢を見直すということです。
森本晋太郎容疑者(34)
一方、窃盗の疑いで逮捕された、熊本県の森本晋太郎容疑者(34)は「びんずるに恨みがあった。像があると地震や事件が起きる。埋めようと思った」などと供述しています。
容疑者の母親はFNNの取材に対し「仏教にのめりこんでいたようだったが、なぜ恨みを持っていたかわかない」と話しました。
また、「長野に行くと4月3日に家を出た。何しに行くのか聞いても『お母さんには理解できない』と言われた」と話しています。
警察が詳しい経緯を調べています。
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