マスク着用見直しへ…県民は?
マスクについてです。厚労省に助言する専門家組織は、マスク着用の見直しについて考えをまとめました。屋外では周囲との距離が十分ではなくても、会話が少ない徒歩での移動などでは着用する必要がないとしています。一方、人混みや会話をする場面、公共交通機関を利用する際は着用するよう求めています。園児などの未就学児については、熱中症のリスクや表情が見えにくくなることによる影響も考えられ、「一律に求めない」としています。政府もこの意見をもとに方針を発表する予定です。マスク着用の見直しについて、県民はどう考えているのか話を聞きました。
マスク着用見直し、県民は…
20代:
「暑くなる季節なので、(外して)いいよって言われたら自転車とか乗るときはうれしいが、他の人がどういうふうにするか、定着しないような気がするので様子見ながらって感じですかね」
「福祉施設で働いているのもあって(屋外で)外すこと自体はいいと思うけど、自分としては怖いから外したくないかな。施設の利用者を守るという意味で自分は着けていたいかな」
60代:
「日本人は勤勉でまじめだからレギュレーション(規制)しっかり作ってあげないと(外すのは)難しいと、正直思う。ただ私としては早く外せたらいいなと思う」
専門家が示した屋外でも会話が少なければマスク不要。すぐに実施するかは悩む人が多いようです。
一方、すでに人混みがない場所では外しているという大学生も…
大学生:
「ニュースで屋外で外していいっていうのが流れていたので、教室とか人がいる所ではしっかり着けて、人が少なかったり大丈夫そうな所では自分で見極めて外したり考えていきたい」
保育所の園児など未就学児は、熱中症のリスクや表情が見えにくくなることによる影響も懸念されることから、一律には着用を求めないとしました。
未就学児の親:
「まだ感染レベルもそこまで下がっていないので(外すのは)不安です。感染(リスク)を考えると着けなきゃいけないというのもあるし、難しいところです」
「このような広い、人もいない外だったら外してもいいかなとは思いますけど、屋内だとまだ怖いなと」
保護者も、暑さや人混みなども含め着用させるか考えたいと話しています。
欧米などではマスク着用義務が次々と撤廃されています。ウィズコロナの時代へ。
今後、日本でもさらに議論が進むとみられます。
長野放送[/MARKOVE]