上高地で孤立していた宿泊客などを乗せたバス(長野・松本市)
土砂崩落の影響で長野・松本市の上高地で孤立していた宿泊客などおよそ250人が下山しています。
上高地に通じる県道では27日朝、のり面が幅10メートル、高さ15メートルに渡って崩れているのが見つかりました。
上高地では700人余りが孤立状態となっていましたが、松本建設事務所が土砂を撤去し、宿泊客など約250人が松本市が手配したバスなどで下山しています。
上高地では26日の降り始めからの雨が4月の観測史上最多の141.5ミリを観測していました。
この大雨で雪解け水で脆くなっていた岩が、はがれ落ちたと見られています。
27日予定していた開山祭は中止となり、県は大型連休初日の29日、通行止めを解除する方針です。
長野放送[/MARKOVE]