第一回口頭弁論の法廷 長野地裁 25日
長野市の自動車販売店に代金を支払ったのに納車されないと相談が相次いでいる問題。市内の男性が代金150万円の返還を求めて提訴し、25日に第1回口頭弁論が開かれました。
この問題は、長野市の自動車販売店と契約して代金を支払ったのに納車されないとして、被害の相談が相次いでいるものです。
原告の長野市の男性は、軽乗用車を購入するために2020年10月に支払った代金150万円の返還を求めて長野地方裁判所に提訴していました。
25日は第1回口頭弁論が行われましたが、自動車販売店の社長は法廷に姿を現わしませんでした。
訴状などの送達に対しても応答がないことなどから即日結審し、来月10日に判決が言い渡されます。
代理人の弁護士によりますと、原告の男性は「お金を返してほしい」と強く訴えているということです。
同様の被害は少なくとも数十人、額にして1億円を超えるとみられ、警察も詐欺の疑いで捜査を進めています。
長野放送[/MARKOVE]
