27日にオープンするミニスーパー「満島屋」 長野・天龍村
長野県天龍村のJR平岡駅近くに27日、ミニスーパーが開店します。いわゆる「買い物弱者」の支援で、住民も期待を寄せています。
天龍村が平岡駅近くに27日にオープンさせるミニスーパー「満島屋」。25日、内覧会が開かれました。
NBS長野放送
肉・魚・野菜やカップラーメンなどの食料品、洗剤などの日用品も販売します。
高齢化率61.87%（今年3月時点）と県内トップの天龍村。村内に商店はありますが、一度で多くの品物がそろうスーパーはありませんでした。
車でおよそ1時間かけて飯田市や阿南町などに買い物に行く住民も多いのが現状です。
天龍村の中心部
満島屋は、高齢者など買い物に困る人たちへの支援のために村が阿南町でスーパーを運営する組合と協力し、去年8月から整備工事を進めてきました。
村民：
「便利さは助かるんじゃないですか、私の友達みんな期待している」
「何買うにしても阿南まで行かなければいけない。いいことだと思う、便利だから」
村は、店などを利用しやすいよう、夏から予約制のデマンドバスの運行も始め、村内の地区ごと週1回ずつ回る予定です。
2階には村営住宅も整備
また、建物の2階には単身向けの村営住宅も整備しました。10畳の1DKが6部屋あり、既に5部屋の入居が決まっているということです。
天龍村・永嶺誠一村長：
「移住者の住む場所が天龍村になかったので、受け皿の一つとして住む場所を確保したかった。村民が集まって交流や会話が生まれれば、必然的ににぎわいも生まれると思う」
満島屋のオープンは27日。村は、ミニスーパーと村営住宅が村民の交流の場になればと期待しています。
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