長野放送
2日目を迎えた御柱祭の下社「山出し」。9日は午前中に「春宮一」「春宮二」を運んだ後、午後には幹回り3.6メートルと最も太い「秋宮一」と「秋宮三」の御柱が下諏訪町の棚木場(たなこば)を出発しました。
御柱祭は数えで7年に一度行われる「天下の奇祭」として知られますが、新型コロナ対策のため今回は上社・下社ともトレーラーに載せて運ぶ異例の「山出し」となりました。
「木落し坂」では豪快に滑り落ちる見せ場こそ無くなりましたが、氏子らは隊列を励ますように声を上げていました。
8日と9日の2日間で8本の御柱が4.6キロ離れた「注連掛」に無事到着しました。境内に御柱を立てる「里曳き」は上社(前宮と本宮)が5月3日から5日、下社(春宮と秋宮)が5月14日から16日です。
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