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教育委員の辞職について取材に応じる荻原健司さん 長野市 18日
今年10月24日に告示される長野市長選挙に、スキー・ノルディック複合団体の五輪金メダリストの荻原健司さんが出馬の意向を示しました。「長野を世界に発信したい」としています。
県教育委員を務めていた荻原健司さん。このほど2期目の途中で辞職を申し出て、きょう18日、副知事から辞令と感謝状を受け取りました。
辞任の理由は…。
荻原健司さん：
「市長選に立候補する決意が固まったからこそ辞職の手続きを取らせて頂きました」
荻原さんは元スキー選手で、アルベールビルとリレハンメルのオリンピック2大会でノルディック複合団体金メダルを獲得。
一線を退いた後は、指導者として選手を育成、2004年からは参議院議員を1期務めました。
出馬にあたっては、現市政の災害や新型コロナウイルスの対応を受け継いだ上で、選手としての経験を活かし、長野を世界に発信したいとしています。
荻原健司さん：
「まずはコロナで疲弊している経済対策をしっかりしなければというのが緊急的には必要。自分自身の経験、人のつながりを活かしていけば元気で明るい、世界に誇れる街になると思う。私なりの名前使って、長野の良さを世界中に発信していきたい」
今月中にも正式に立候補の会見を開く予定です。
長野市長選では現職の加藤久雄市長が今期限りでの引退を表明、前回選挙で加藤市長に敗れた土屋龍一郎さんが既に立候補を表明しています。
長野市長選は10月24日告示、31日投開票です。
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