下諏訪町などの特産品を詰め合わせた「幻の御柱祭お土産セット」を販売したイベント=秋宮観光案内所
長野県下諏訪観光協会は19日、諏訪大社御柱祭下社山出しを目前に控え、祭りの雰囲気を盛り上げようと、下諏訪町など地元の特産品を集めたお土産セットの販売イベントを同町の秋宮観光案内所で開いた。お土産セットはもともと、町御柱祭実行委員会が下社山出しの有料観覧席チケット購入者用に企画したが、山出しの車両運搬に伴う木落しの中止を受けて発送を断念。新たな販売方法を検討し、今回、「幻の御柱祭お土産セット」として販売を開始した。
お土産セットは、みそや七味唐辛子、菓子、麦茶、タオルマフラー、ちょこなどの組み合わせで1セット4500円。個別の販売も行う。およそ5000セットの在庫があり、販売促進に努めている。
3歳の娘と訪れた地元の男性は「地元のお土産なので買って応援したいですね」と手に取っていた。同協会事務局は「地元の人でも購入したことがないお土産もあると思うので、この機会にぜひ検討してほしい」と話した。
20日には、同町と小県郡長和町をつなぐ新和田トンネルが4月1日から無料化されることを記念し、長和町の「ブランシュたかやまスキー場」の子ども向けイベントでお土産セットを販売する。両町の今後の交流促進につなげる狙いだ。
今後は町内の観光施設「おんばしら館よいさ」や「しもすわ今昔館おいでや」で順次取り扱う予定。インターネット販売も計画している。問い合わせは同事務局(電話0266・26・2102)へ。
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