資料 北アルプス白馬乗鞍岳周辺
19日午後、北アルプスの白馬乗鞍岳で60代の男性が遭難し、20日朝、消防防災ヘリで救助されました。重傷の模様です。
警察によりますと、19日午後3時前、北アルプスの白馬乗鞍岳でバックカントリースキーをしていた長野市の会社員の男性(62)が雪崩に巻き込まれたと同行していた妻から消防に通報がありました。
2人は小谷村の栂池高原から日帰りの予定で入山したということです。男性は雪崩に巻き込まれた後、クラック(亀裂)状の所に身体ごと落ち、足を負傷、行動不能となりました。
20日早朝から捜索にあたり、午前8時40分ごろ、消防防災ヘリが発見、松本市内の病院に搬送しました。男性は左足を骨折するなど重傷の模様です。男性の妻にけがはありませんでした。
2人は雪洞を掘ってビバークし、持参していたエマージェンシーシートにくるまり、寒さをしのぎ、一夜を過ごしたということです。
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