長野県議会(3月15日)
県議10人が感染した長野県議会。15日、1日遅れで採決が行われ、来年度予算案などが可決されました。重要議案の委員会審議が短縮されたこともあり、長野県議会では今後「オンライン」の導入も検討するとしています。
会期中に県議10人が感染した2月県会。濃厚接触者の調査などに時間がかかり、委員会審議は6日から3日に短縮。
そして、15日、当初の予定から1日遅れで採決が行われました。過去最大規模となる1兆848億円余りの来年度予算案が可決しました。
また、犯罪被害者等支援条例も可決しました。遺族や被害者に見舞金を支給することが明記された全国初の県条例です。
こうした重要議案の委員会審議が短縮されたことについて、議会終了後、宮本議長は「限られた時間の中でポイントを絞り、活発な議論ができた」と述べました。
一方、今後は「オンラインの導入」もひとつの考えと述べ、検討を進める考えを示しました。
宮本衡司議長:
「非常時における、委員会、会議をどう担保していくかの中でオンライン会議もひとつの方法。どういうことが非常事態のときに活用できるか、微に入り細に入り検討する必要がある」
県議会は16日、閉会します。
長野放送[/MARKOVE]