長野放送
1週間後に開幕する北京冬季オリンピック。長野県勢は、8つの種目に22人が出場する予定です。その顔ぶれと、選手の意気込みをお伝えします。
スピードスケートは4人。小平奈緒選手(相澤病院)と高木菜那選手(日本電産サンキョー)は2大会連続の金メダルに挑戦。一戸誠太郎選手(ANA)、長野市出身で初出場の小島良太選手(エムウェーブ)にも期待です。
スピードスケート・小平奈緒選手:
「私の生きざまを示せたらいい」
ショートトラックは5人。男子の菊池耕太選手(恵仁会)と小池克典選手(全日空商事)は初出場。女子の菊池悠希選手(ANA)、純礼選手(富士急行)、神長汐音選手(全日空商事)は、いずれも2大会連続出場です。
続いて、スキー競技。ノルディック複合は、渡部暁斗・善斗兄弟(ともに北野建設)に加え、今シーズンのW杯で表彰台にも上がっている木島平村出身・山本涼太選手(長野日野自動車)も出場します。クロスカントリーの馬場直人選手(中野土建)と小林千佳選手(長野日野自動車)はともに初出場です。ジャンプの岩渕香里選手(北野建設)は2大会連続出場です。
開会式で旗手を務める渡部暁斗選手。前回の平昌では銀メダルを獲得し、北京では頂点を狙います。
ノルディック複合・渡部暁斗選手:
「大会への気持ちも、今まで以上に『日本を代表して出るんだ』という気持ちを強く持ちたいなと思っていた。『金メダルを取りたい』という気持ちは常に強く持っていたし、今回もそこに向かって全力を尽くしていきたい」
続いて、フリースタイルスキーとスノーボード。男子モーグルには、杉本幸祐選手(デイリーはやしや)、原大智選手(日本スキー場開発)、松田颯選手(しまだ病院)の3人が出場します。県勢最年少の18歳でスキースロープスタイル・ビッグエアの近藤心音選手(オリエンタルバイオ)は、県スポーツ協会のメダリスト育成事業・SWANプロジェクトの5期生で、プロジェクト初のオリンピアンの1人です。
スノーボードの女子スロープスタイル・ビッグエアには鬼塚雅選手(星野リゾート)、女子ハーフパイプには今井胡桃選手(プリオホールディングス)が出場します。
最後に、ソリ競技。リュージュ1人乗りには飯綱町出身の20歳で、SWANプロジェクト5期生の小林誠也選手(信州スポーツ医療福祉専門学校)が出場します。
リュージュ・小林誠也選手:
「五輪というのは小学校からの一つの夢でもあったので、すごくうれしい。すごく緊張はすると思うんですけど、今までの競技人生の中で、最高な滑りができれば」
北京オリンピックは2月4日に開幕し、17日間に渡る熱戦が繰り広げられます。県勢アスリートの活躍に注目です。
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