長野放送
10年に一度レベルの最強寒波の影響で、26日の長野県内は各地で最低気温が氷点下10度を下回る記録的な寒さとなりました。水道管の凍結などトラブルも相次ぎました。
記録的な寒さとなった26日の県内。長野市は氷点下11.6度を記録しました。この寒さで、ぬらしたタオルを振り回すと、わずか20秒ほどで…
(記者リポート)
「カチカチ、あっ、立ちました。まっすぐ」
ぬらしたTシャツも、すぐに凍り付きました。天然の冷凍庫のような冷え込みです。
松本駅前では温度計が氷点下11度を示す中、防寒対策をして通勤・通学していました。
高校生:
「凍てつく、息吸うだけで痛い。(耳は)霜焼けでやばいですね」
「布団から出られなくて困りました、寒くて。最近の数年間で一番寒い」
26日朝の最低気温は菅平が全国で最も低い氷点下27度。上田は観測史上最低の氷点下14.4度など、30地点中27地点で氷点下10度を下回りました。
一方、寒さを期待していた人たちも…。諏訪湖の御神渡りを観察する八剱神社の関係者たちです。今シーズン初めて全面結氷しました。
八剱神社・宮坂清宮司:
「思わずにんまりしてしまった。諏訪湖上だけ、あす、あさっても寒波来てほしい」
5シーズンぶりの出現へ。全面結氷後、数日、寒さが続くことが条件です。
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