長野放送
長野県内の高校や専門学校で、3月1日から卒業式が始まりました。
長野市の長野吉田高校では、271人が卒業式を迎えました。保護者の参加は一家族一人に制限し、校歌なども歌わず、時間も短縮されました。
コロナ禍で迎えた3回目の卒業シーズン。この1年もコロナ禍前のような思い描いた生活は送れませんでしたが、「大きな気づきがあった」と前を向きました。
卒業生代表:
「行事が通常通りに行われたのは、私たちが1年生の時だけでした。この期間が無ければ、当たり前の日常が、実は当たり前でないと気が付くことなく生活していたでしょう」
式が終わると、会場の外では後輩たちが花束を渡す姿が見られました。
卒業生:
「制限はあったのかもしれないけど、普通の楽しい生活ができたと思います」
「一番の思い出は、卒業旅行で富士急ハイランドに行ったことです」
卒業生の保護者は:
「感慨深いものがあります。いろいろ不自由もあったと思うけど、自分たちで工夫して楽しんでいたのもいい思い出だと思う」
県内の公立高校の卒業式は2日がピークで、26校で行われます。
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