ソチ大会を前に記者会見するスケート部 2014年
長野県下諏訪町の日本電産サンキョーは、スケート部を3月いっぱいで廃部すると発表しました。
1998年の長野オリンピックで感動を生んだスピードスケート男子500メートル。金メダルを獲得した清水宏保さんが当時所属していた名門スケート部がなくなることになりました。
下諏訪町の日本電産サンキョーは、スケート部を3月末で廃部にすると発表しました。
1957年に三協精機スケート部として創部。清水さんのほか、バンクーバー大会では長島圭一郎さんと加藤条治さがメダルを獲得。平昌大会と北京大会では高木菜那選手がメダルを獲得するなど5人のメダリストを輩出してきました。
廃部の理由については、「ここ数年スケート選手を目指す若者も減り、企業が競技の発展に貢献するという当初の目的に展望が持てないと判断した」としています。
高木菜那選手ら8人の所属選手については、今後個別に相談し、競技継続を希望する場合は全面的にサポートするとしています。
長野放送[/MARKOVE]