平昌五輪後に報告に訪れた高木菜那選手 提供:エスク
15日に行われた北京オリンピックのスピードスケート女子団体パシュート。日本電産サンキョー所属の高木菜那選手の靴を作り続けてきた長野県下諏訪町の企業の関係者も競技を見守りました。連覇は逃しましたが健闘をたたえています。
15日の女子団体パシュート決勝。日本は前回と同じ高木菜那選手、妹の美帆選手、佐藤綾乃選手の3人で連覇を目指します。
菜那選手のスケート靴を高校時代から作り続けてきた下諏訪町の企業「エスク」のサンエス事業部では、社員ら12人が集まりテレビ観戦しました。
世界一美しいとされる隊列でリードを保ったまま最後のカーブに入りましたが、ここで菜那選手が転倒。銀メダルで、連覇はなりませんでした。
高木菜那選手:
「転ばなかったら優勝できたかもしれないタイムだったので、やっぱり悔しいです」
靴の製作を担当した藤井和彦さん:
「最後、残念な結果になったけど、本人がけががなければいい」
エスク・林正和社長
「素晴らしい銀メダル。職人たちの誇りでもあるし、もっといい靴を作っていきたい」
高木菜那選手は19日、前回平昌大会で金メダルを獲得した女子マススタートにも出場する予定です。
長野放送[/MARKOVE]