長野県・阿部守一知事
今月20日に期限を迎える「まん延防止等重点措置」について、長野県は2週間の延長を国に要請しました。感染者が多い状況を踏まえたもので、飲食店への時短営業要請などの対策を継続します
長野県・阿部守一知事:
「依然として非常に高い水準で推移している状況がある。感染収束に確実に向かっているかというと、なかなかそうは断言できない」
阿部知事は会見で、厳しい感染状況を踏まえて「まん延防止等重点措置」の延長を国に要請したと明らかにしました。
15日までの1週間の県内の新規感染者は3520人と依然として多く、病床使用率も37.4%と重点措置を決めた際の目安の35%を上回っています。
県内への適用は18日国が正式に決定し、期間は3月6日までの2週間、対象地域は引き続き全県となる見通しです。
飲食店への時短要請などは引き続き継続します。
長野県・阿部守一知事:
「できるだけ感染を抑制した上で年度末、年度初めを迎えたい」
一方で、感染対策を取った飲食店や宿泊施設を支援する「信州プレミアム食事券」や「信州割スペシャル」の期間や対象者を拡大します。
また、3回目のワクチンの集団接種は今月に続き、3月も4万人規模で実施することにしています。
長野放送[/MARKOVE]