長野市保健所
子どもへの感染急拡大などで自宅療養者が増え20日、1000人を超えました。保健所では電話による「健康観察」を行わなければならず業務がひっ迫。長野県も人員を増やすなどの対応を急いでいます。
(記者リポート)
「感染の拡大を受け、保健所では息つく暇もなく業務にあたっています」
長野市保健所では、毎日50人から60人で感染者の接触状況の調査などに加え「自宅療養者」へ電話で「健康観察」などを行っています。
オミクロン株による「第6波」は比較的、軽症者が多く、子どもへの感染も拡大。自宅療養者が急増し、20日初めて1000人を超えました。
長野市保健所は自宅療養者に、毎日少なくとも1回「健康観察」を行っていて、業務はひっ迫。「今後も増えれば今の態勢では厳しくなる」としています。
こうした状況は各保健所や県の健康観察センターも同じで、知事は態勢を強化する方針です。
長野県・阿部守一知事:
「人員を増やすことと勤務時間を延ばしてしっかり対応できるように」
また、県は地元医師の協力態勢の構築も目指しています。
長野放送[/MARKOVE]