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長野県が感染拡大地域と往来ある人を対象に検査
長野県は3日、県内に自宅や実家があり、やむを得ない事情で新型コロナウイルスの感染拡大地域と往来した県民らを対象に無料で抗原定量検査を実施すると発表しました。
全国的に急速に感染拡大が進む新型コロナウイルス。人の移動が活発になる夏休みやお盆を迎える中、県内への影響が懸念されます。
県は、感染者を早期に発見し、県内での感染拡大を食い止めようと、やむを得ない事情で感染拡大地域を行き来した人で希望者を対象に無料で唾液による抗原定量検査を行います。
対象は県内に自宅や実家があり、検査希望日前の2週間以内にやむを得ない事情で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置と往来した人で無症状の人です。対象地域は、北海道、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、石川県、大阪府、京都府、兵庫県、福岡県、沖縄県の11都道府県（8月3日現在）です。症状のある人は、かかりつけ医や保健所に電話で相談するよう呼びかけています。
県内2市で実施され、8月5日～7日に松本市、10日～12日に長野市でいずれも午後1時から午後4時までで、定員は1日当たり200人です。
検査は「予約制」で、県の公式サイトにある「新型コロナウイルス検査申込書兼誓約書」に記入の上、ファックス（026-223-6135）で申し込んでほしいとしています。ファックスで申し込みできない場合は検査予約センターの電話（026-223-6313）でも受け付けます。
なお、県は今月22日までの感染対策強化期間中、「県内への帰省や、県外への往来はできるだけ控えてほしい」と注意を呼びかけています。
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