諏訪大社が元日から頒布を始める寅年にちなんだお守りの「トライ守」など
長野県の諏訪大社は来年1月1日午前0時から、来年のえとの寅にちなんだお守り「トライ守」の頒布を始める。12年の辰年から、えとに合わせて巫女がデザインしており、今回は初めて2種類を用意。同社上社本宮と下社秋宮のみで扱う。各1000円。数量限定。
今回は御柱祭の寅年にちなみ「力強さと大きな成長の年」とし、困難に打ち勝ち、「挑戦(トライ)する人」を守護する願いを込めた。一つは巾着形で、かわいらしい虎の顔を大きくデザイン。もう一つは八角形で、御柱に乗る虎の勇ましさを際立たせた。大きさは縦約6.5センチ、横約7センチ。
幅広い年代にお守りを手にしてほしいと、親しみやすいデザインや色を採用。諏訪大社は「毎年楽しみにしている方も多い。若い人にも手にしてもらえたら」と呼び掛けている。
年内から頒布しているえとの縁起物として、茅野市出身の日本画家、岩波昭彦さんが絵を手掛けた開運絵馬(500円)や扇絵馬(2000円)もある。虎とともにおんべや建て御柱の様子が描かれ、御柱年ならではの図柄。昇運凧(1000円)は、今回も諏訪実業高校(諏訪市)服飾科の生徒がデザインした2種類。問い合わせは諏訪大社秋宮(電話0266・27・8035)へ。
[/MARKOVE]