まるこ福祉会の避難訓練(長野県上田市・11日)
死者・行方不明者1万8000人余りを出した「東日本大震災」から11年です。長野県上田市の福祉施設で、災害への備えを忘れまいと避難訓練が行われました。
「頭に手を当てて低い姿勢とってください」
上田市の社会福祉法人「まるこ福祉会」では東日本大震災を機に毎年この時期に地震を想定した避難訓練をしています。
11日は施設の利用者と職員のおよそ50人が参加しました。
大きな揺れを感じたらまず自分の身を守ることを徹底するほか、施設内の避難経路を通って避難場所にスムーズに移動出来るかなどを確認しました。
まるこ福祉会・柳沢潤一さん:
「風化させてはいけない。さらに新たな災害も起きているので。すぐ避難する、身を守る行動を常日頃から身に付けてもらえれば」
震災から11年、多くの犠牲者を出した教訓を忘れず、いつなんどき訪れるかわからない災害に備えます。
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