茅野市運動公園国際スケートセンターに展示されている小平選手のユニホーム
長野県茅野市運動公園国際スケートセンター「NAO ice OVAL(ナオ・アイス・オーバル)」で、命名の由来となった平昌五輪女子スピードスケート金メダリストの小平奈緒選手=茅野市出身=の関連グッズが展示されている。スケートの練習などで訪れた子どもたちが足を止め、尊敬のまなざしを向けている。
展示しているのは、小平選手が実際に着用した平昌五輪(2018年)のレースユニホームやオフィシャルスポーツウェア、バンクーバー五輪(10年)のレースユニホームなど4着と、17年のワールドカップ・米ソルトレークシティー大会女子1000メートルで世界新記録(当時)を樹立した時の記念楯など数十点。スケートセンター関係者が小平選手の家族から借り受け展示した。
地元の東海大諏訪高校美術部の生徒が描いた小平選手の肖像画や、茅野高校書道部が墨書した小平選手の言葉なども展示している。
期間は未定だが、年内いっぱいは展示する予定。観覧のみは無料で、同センターでは「小平選手の活躍は知っていても、メダルやユニホームを見る機会は少ない。多くの人に地元選手の偉業の一端に触れてほしい」としている。問い合わせは同センター(電話0266・72・5815)へ。
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