長野放送
2019年10月の台風19号の被災地・長野市長沼地区は耕作放棄地が増えています。整備を行っている組合は14日、今年度最後の活動を行いました。
住民やボランティアが草刈りを行っているのは長野市長沼地区で被災した住宅跡地や耕作放棄地となった場所です。
住民有志で作る長沼ワークライフ組合は今年4月に発足し、被災後に地区を出た人などの敷地の整備を請け負ってきました。
冬の訪れを前に14日、今年度最後の活動となりました。これまでにのべ99カ所で作業してきたということです。
長沼ワークライフ組合・西沢清文代表:
「目の前の課題解決のために一歩、二歩、踏み出せたことは価値だった。できれば来年度は仕事として確立できるようにもっていきたい」
作業は有償ですが、ボランティアの支援が欠かせない状態で、来年以降は採算がとれるようにして活動を長く継続したいということです。
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